毎月21日に動楽亭で開催しております「福楽の底力」、12月は土曜日で午後2時の開演です。今回のネタは、SNSどころかテレビやラジオも無い時代、東京の言葉を理解できなかった大阪人が失敗する「江戸荒物」と、長屋の独り者が嫁さんを迎えることになって、面白くない連中がが巻き起こす騒動を描いた「不動坊」の二席です。ゲストは端正な風貌でありながら、ユーモラスな雰囲気を醸し出す桂春雨さん、トップは月亭遊方門下の希遊君が勤めます。今回は出演者一同で、上方の寄席囃子を披露します。若い頃と違って私が太鼓のバチを持つことは滅多にありませんので、どうぞお見逃しなく!ご来場をお待ちしております。